田尻営農センター管内では、9月15日から乾田直播栽培のほ場で稲刈りが始まりました。
農事組合法人HI-SOFTたじりが「ササニシキ」1㌶を刈り取り、10㌃当たりの収量が、約10俵(1俵60㌔)となり、移植栽培と同等となりました。さらに、カメムシ被害や乳白米もなく、1等米と格付けされ、素晴らしい結果となりました。
田尻地域稲作担当者は、「『みやぎの環境にやさしい農作物認証』に申請していて、宮城県の基準の半分の化学窒素成分、半分の農薬使用量。生育がどのように進むか、出穂後も収量、品質に対して心配していた。収穫してみると、収量、品質ともに良好といった声を聞き安心した。来年産へ向けて、安定した栽培ができるようにサポートを進めたい」と語りました。

「ササニシキ」を刈り取る 農事組合法人HI-SOFTたじりの構成員