美里町の特産「北浦梨」が収穫期を迎え、同町では「北浦梨フェア2025」が8月30日に始まりました。Aコープこごた店や町内の直売所など21カ所で新鮮な梨を販売します。対象店で梨を購入すると貰えるスタンプを3つ集めると、抽選で20人に町内の特産品が当たるスタンプラリーも行っていて、フェアは9月28日まで続きます。
町内の生産者4人が共同で経営する華ロード直売所(美里町)では、8月31日に「幸水」の販売を開始。当日朝に収穫された梨を買い求め、来店者が開店前から列を作り、約15分間で完売する盛況でした。今後は同品種の他「豊水」や「あきづき」など7品種を最盛期を迎えたものから販売し、10月下旬まで販売する見込みです。
梨を購入した来店者は「毎年ここで梨を買っている。みずみずしくおいしい。お世話になっている知人にも贈る予定だ」と声を弾ませました。
同直売所の生産者、遠藤とし子さんは、23㌃で「幸水」や「あきづき」など8品種を栽培。「今年は高温と少雨の影響で梨の色が付きにくく果実が小さい傾向だが、味は甘くて最高。これから登場する『あきづき』は糖度が高く果汁たっぷりで、特におすすめ」と話します。
梨を販売する遠藤さん(右2)ら生産者と、吟味する来店者