鳴子・岩出山地域農業再生委員会は6月4日、いわでやま支店で令和7年度通常総会を開催し、委員やJA職員ら19人が出席しました。
総会では全6議案を審議し、全議案が原案通り承認されたほか、会員から「年々山間部での農作物に対する獣害が増えており、鉄柵・電柵等の費用が増加し、農業経営が非常に厳しくなっている。このような状態が続けば、今後の担い手の確保もさらに難しくなる」との意見が寄せられました。
同委員会の今野靖雄委員長は「昨年から米価が高騰している影響で、本年産の主食用米の作付け面積は大幅に増えており、地域の生産調整は非常に困難な状況になっている。今後も国の政策、動向を注視して、情報が入れば速やかに生産者に発信していく」と話しました。