南三陸地区minamisanriku area

気仙沼営農センターでマツタケの放射能測定器の運用を開始

 JA新みやぎ気仙沼営農センターで9月17日、気仙沼産マツタケの放射能検査が始まりました。

マツタケを放射能測定器に入れるJA担当者(27日、宮城県気仙沼市で)
マツタケを放射能測定器に入れるJA担当者(27日、宮城県気仙沼市で)

 昨年11月に市内産のコウタケから基準値を上回る放射性セシウムが検出され、市内産の野生キノコはマツタケを含めて出荷制限されていましたが、宮城県が野生キノコの出荷管理実施要綱を改定し、非破壊検査によって放射線量が「1キログラム当たり50ベクレル以下」と確認できたものに限り、出荷できることになりました。
 気仙沼市が導入した検査装置を同営農センターに設置、検査業務を行います。
非破壊検査装置で全量検査を行い、放射能が安全基準値をクリアしたものには合格証が貼付されます。
 同日に始まった検査では、事前に出荷者登録された生産者が、検査済み証が張られたものを順次出荷に向けて準備をしていました。
 JAの担当者は「消費者に安全でおいしいマツタケを届けられるよう、出荷者に測定器の運用を指導していく」と話しました。
 

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