JA新みやぎ栗っこ地区本部鶯沢支店は15日、特殊詐欺を防止したとして県若柳警察署から表彰を受けました。
JAバンクの職員と名乗る人物から「介護保険の過払いがあるので手続きをすれば還付される」と電話を受けた組合員の話から、鶯沢支店髙橋正春支店長が疑い、署に通報し未然に防止しました。
贈呈式では若柳警察署の大久保孝司署長から同支店の髙橋支店長に感謝状が手渡されました。
髙橋支店長は「今回を機に、支店職員と情報共有をしながら、声がけを積極的に行い被害の防止に努める」と話し、
大久保署長は「特殊詐欺は警察だけでは対応が難しい。今後は広報・啓発活動に力をいれていくとともに関係機関とも連携を図る」と話しました。
署によると、管内の特殊詐欺発生件数は今年は増加傾向にあり、6月時点で4件となっています。